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[Toshihiro Igi <igi AT hear.to>]

猪木です。

>> そうであるならば、多少参加者が少なくなったとしても、人格権を除い
>> た方がいいのではないかと。
>
>そうですね。
>私も、考えていて、そう思いました。

しつこく「制度間競争」説を主張しておきます（笑）。例えば、
人格権不行使版と人格権非言及版を用意しておくと、人格権不行使
版を選択した以上無効とされるリスクは小さくなるのではないでしょうか。

もちろん事前に説明をした上で人格権不行使版のみを提供するという
方法（つまり「いやなら使わないでください」というポリシーですね）
でも同様の理屈は使えるわけですが、私の感覚だと、all or nothing
の場合よりも2種類のバージョンがあったほうが無効リスクは小さくな
るような気がします。

私がこれにこだわるのは、「多少参加者がすくなくなったとしても」と
いう点の認識の妥当性に若干疑問をもっているからです。「多少」です
むのでしょうか？また、質的にも重要な潜在的ユーザーを逃すことには
ならないのでしょうか？広い意味でのビジネスの分野とのミックスなど
を考えてみるとちょっと疑問があるのかなという気がしてくるのです
が・・・。考えすぎでしょうかね・・・。

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Toshihiro Igi <igi AT hear.to>